ソファの種類と失敗しない選び方を解説

革製のブラウンソファ

「おしゃれでくつろげるソファが欲しい」と思っても、ネットショップや店舗にはたくさんの商品があって悩みますよね。

形・サイズ・素材などいろいろな種類のソファがあり、お値段も全然違うのでどれを選べばよいのかなかなか決められない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではソファの基本的な種類別に特徴を網羅したあと、失敗しない選び方を詳しく解説します。

 

 

ソファはリビングの主役!

リビングの中心に置いたブルーのソファ

ソファは、ご家族のLDK、一人暮らしのワンルームなど、どのお部屋でもデザイン・実用面の主役となる大切なアイテムです。

お部屋の居心地やデザインへの影響が大きいので、ピッタリなソファを選べばそれだけでお部屋のクオリティアップが期待できます♪

ソファは座る人数や背もたれの有無だけでなく、さまざまな素材・形のバリエーションが存在します。

例えば同じ二人掛けソファでも、普段の過ごし方やお部屋のテイストによって適切なアイテムは違うのです。

お店で直感的にお気に入りを探すのもアリですが、基本的な知識を入れておくとピッタリなソファを見つけやすくなります。

選択肢を増やすためにも、基本を押さえてからソファ選びに取り組みましょう♪

 

ソファの種類

 

【表面素材】

 

布(ファブリック)

ファブリックのヴィンテージ風ソファ

布製のソファはカラーや質感のバリエーションが豊富で、どのテイストにも合わせやすいのが特徴です。

綿・麻など素材もいろいろあり、肌触りや質感も好みに合わせて選びやすいです。

カーテンやテーブルクロスなどほかのファブリックとも合わせやすく、コーディネートの選択肢が多いのも布地ソファのメリット。

また着座面が蒸れにくく、春~夏場の不快感が少ないのも布地のうれしいポイントです。

一方水分や汚れが染みこみやすいのはデメリットで、ジュースやおやつなどをこぼすと着色してしまうことも。

ペットの毛やニオイも付着しやすいので、カバーを洗濯できる物を選ぶと後悔しにくいかもしれません。

また摩耗による毛玉や破れが発生しやすいのも注意すべきポイントです。

 

合成皮革

合成皮革のソファ

布と合成樹脂を組み合わせて本革を再現した合成皮革(ごうせいひかく)は、質感・お手入れ・価格のバランスが取れた素材です。

合成皮革は本革よりカラーバリエーションが豊富で、汚れに強いため普段のお手入れもラクちん♪

本革と比べてリーズナブルな素材なので、購入しやすい価格帯のソファが多いのもメリットです。

一方肌触りはあまり良くない製品が多く、透湿性が少ないので長時間座ると蒸れて不快感を覚えるケースも。

冬場はヒヤッとすることもあり、肌触りを重視する方には向いていないかもしれません。

また長期間使用すると樹脂の劣化が進み、ひび割れや剥がれが発生することもあります。

 

本革

本革のアームソファ

動物の皮からつくられた本革ソファは、高級感や肌触りが優れた素材です、

本革は洋服や靴などにも使われることから分かるように肌馴染みが良く、蒸れも少ないので長時間使用も快適♪

耐久性が高く、使い込むほどに味わいが増していくのも本革の魅力です。天然素材ならではの質感は、ほかの素材で再現できない味わいがあります。

ただし本革はデリケートな素材で、汗や乾燥に弱くお手入れの手間がかかるのはデメリット。

またほかの素材に比べてかなり高価なので、愛情を持って長くソファを使いたい方に向いている素材です。

 

【形】

 

アームソファ

デニム柄のアームソファ

背もたれとひじ掛けが付いたスタンダードな形で、使い勝手も良いアームソファ。

ひじ掛けの形状や素材はさまざまで、片側だけのものはワンアームソファと呼ばれることもあります。

サイズは2~3人掛けのタイプが多いです。

 

カウチソファ

カウチソファで足を伸ばす女性

カウチソファは、通常の座り方をする部分に、足を伸ばせる部分が付いているレイアウトです。

通常のソファよりリラックスしやすいので、くつろぎタイムやお昼寝にも使いやすい形です。

 

コーナーソファ

グリーンのコーナーソファ

お部屋の角に設置できるよう、90度に曲がっているタイプのソファです。

カウチソファに似ていますが、こちらは足を投げ出すのではなく多人数で通常の座り方をするタイプです。

会話しやすいレイアウトなので、応接スペースや家族のだんらんといったシーンに向いています。

 

ハイバックソファ

2人掛けのハイバックソファ

一般的なソファより背もたれが高く、頭までしっかり支えてくれるタイプのソファです。

リラックス感が強いので、リビングで映画を見たり、お昼寝したりといった用途に向いています。

高さの分お部屋に圧迫感がでることがあるので、カラーやサイズ選びに注意しましょう。

 

フロアソファ

ブルーのローソファ

脚が無く床面に直接設置するフロアソファは、高さを抑えてお部屋を広く見せやすいのが特徴。ローソファと呼ばれることもあります。

立ち座りの負担が大きく、テーブルとのマッチングが難しい点は要注意です。

 

ベンチソファ

イエローのベンチソファ

ホテルのロビーや待合室などで見かけることが多いベンチタイプのソファは、存在感を抑えたモダンテイストのお部屋づくりに向いています。

いろいろな座り方ができるので、食事・くつろぎ・在宅ワークなど、多目的に使いたい方にもピッタリ。

 

ソファベッド

通常時のソファベッド

普段は通常のソファとして使い、ベッドにもなる便利なタイプです。

背もたれを倒したソファベッド

一人暮らしのお部屋を広く使う、来客用の宿泊スペースにするなど、アイデア次第で使い方はいろいろ♪

 

オットマン/スツール

ソファの前に置いたオットマン

ソファの前において足を乗せるオットマンは、カウチソファのようなくつろぎ方ができる便利なアイテム。

使わない時はしまっておいて、人が多い時はスツールとして直接座ることも可能です。

 

リクライニングソファ

2人掛けリクライニングソファ

背もたれが可動式になっているリクライニングソファは、リラックス度の高いタイプです。

読書や食事のときは背もたれを立て、お昼寝どきは倒してゆったり♪といったように使い分けできるのがメリット。

 

アームチェア/1Pソファ

ヴィンテージ風の1Pソファ

1人用のコンパクトなソファで、広いスペースが無くても設置できるのが特徴です。

素材や座り心地のバリエーションは広く、用途に合わせて選びやすいのがメリット♪

2~3人用のソファを置かず、あえて1Pソファを複数置くのも一つの考え方です。

 

失敗しないソファの選び方

 

用途をはっきり決める

カウチソファでくつろぐ女性

これまでご紹介したようにソファはたくさんの種類があるため、まずは用途・過ごし方を明確に決めましょう。

用途を決めずに価格やデザインだけでソファを決めてしまうと、実際に使ってみてしっくりこない失敗パターンに陥りやすいです。

  • 食後にテレビを見るのがメイン⇒アームソファ
  • お昼寝や映画鑑賞もしたい⇒ハイバックソファ・リクライニングソファ

上記のように、用途によって適したソファのタイプは変わります。

ソファを使うシーンを具体的にシミュレーションし、ピッタリなタイプを選びましょう。

 

広さやレイアウトに合わせる

LDKの広さに合わせたカウチソファ

ソファのサイズや形状は、お部屋に収まるかどうかの確認だけではなく、広さとレイアウトとの兼ね合いも考えましょう。

例えばお部屋の中心にハイバックソファを置くと、背もたれで視界が狭くなり圧迫感を覚える可能性があります。

またレイアウトによってはソファが動線を妨げることもあり、生活しにくい空間になってしまいます。

お部屋に実寸大の目印を置いてサイズ感を確認するなど、なるべくリアルにシミュレーションして失敗を防ぎましょう。

 

お部屋のテイストとのマッチング

ヴィンテージ風の部屋に合わせたソファ選び

ソファのカラーや素材を選ぶ際は、単体でのお気に入り度だけでなくお部屋全体でコーディネートしましょう。

お部屋のことを考えず気に入ったソファを選んでしまうと、いざ設置したあとしっくりこないかもしれません。

逆にお部屋にマッチするソファを選べば、統一感のあるおしゃれな空間に仕上がります♪

 

お手入れ方法を知っておく

素材の項目でも触れましたが、製品ごとのお手入れ方法をチェックすることも大切です。

布・合成皮革・本革はそれぞれメンテナンス方法が違いますので、把握しておかないと後悔の原因になります。

布地でもカバーの有無によってお手入れ難易度が変わりますので、メンテナンス性までしっかり確認してください。

 

搬入経路とサイズも確認

意外と多い搬入に関する失敗を防ぐためにも、本体サイズと経路はしっかり確認しましょう。

ドアや廊下の幅が本体ピッタリだと、持つ場所が無くてぐらつき壁や枠をキズつけてしまうこともあります。

曲がり角や階段がある場合、かなり余裕が必要になるので特に注意が必要です。

2~3人掛けソファはもちろん、1人用でもリクライニングソファなど大型アイテムはサイズが大きくなるので注意しましょう。

 

まとめ

ソファはお部屋の中でも存在感が大きく、過ごす時間も長いのでしっかり選びましょう。

たくさんの種類があるので、ライフスタイルや好みに合ったお気に入りのソファを見つけてみてください。

BOOMSオンラインストアではさまざまなソファを掲載していますので、こちらもどうぞ♪

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