ダイニングテーブルの「木材」の種類と選び方|おすすめの国産無垢材テーブルも!

無垢材ダイニングテーブルとソファセット

ダイニングテーブルには、さまざまな木材が使われているため、どのような樹種を選べばよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

ダイニングテーブルは家族団らんの場で主役となる家具であり、その素材選びは重要です。

木材の種類によって、テーブルの雰囲気や耐久性、お手入れのしやすさが変わるため慎重に選びましょう。

CHECK POINT!
  • 木製ダイニングテーブル天板に使用される素材それぞれの、メリット・デメリットをご紹介します。
  • ダイニングテーブル天板の木材の種類を確認しましょう。
  • 木材を使ってダイニングテーブルをDIYできるか解説します。
  • リーズナブルな国産無垢材のダイニングテーブルをご紹介します。

この記事では、ダイニングテーブルの木材選びに役立つ、種類やタイプ、おすすめの国産無垢材のダイニングテーブルをご紹介します。

ダイニングテーブルを選ぶ参考になさってください。

木製ダイニングテーブル天板の種類

木製ダイニングテーブル天板の種類は、主に3種類あります。

それぞれのタイプに特徴があり、価格帯や見た目、耐久性などが異なるため、覚えておくと木製ダイニングテーブル選びのヒントになりますよ。

一枚板|美しい仕上がりが魅力

木材ダイニングテーブルの天板

一枚板の無垢材は、一本の木から切り出された、接ぎ合わせや加工のない木材のことを指します。

ナチュラルな木目や質感をそのまま楽しむことができ、美しい仕上がりが魅力です。

一枚板は、主にテーブル天板などに使用されることが多く、上質感のある家具を求める方に好まれています。

一枚板のメリット 一枚板のデメリット
木目や質感がそのまま残った、木本来の美しさを楽しめる 他の木材のタイプに比べて、価格が高め

重厚で存在感があり、上質に仕上がる 定期的なメンテナンスが必要

耐久性が高く長く愛用できる 非常に重く、取り扱いや設置が難しいことも

木そのままを使用するため、住む人に優しい 温度や湿度の変化により、反りや割れが発生する場合がある

自然素材ならではの温かみがあり、和やかなインテリアをつくれる 上質な一枚板は、手に入りにくい場合がある

経年変化によって色や風合いに深みが増し、育てる楽しさがある 大きな木を切り出すため、環境への影響が懸念されることも

 

こちらの記事でも、無垢材ダイニングテーブルのおすすめ商品をご紹介しています。合わせてごらんください。  

〈関連コラム〉 無垢材ダイニングテーブルのおすすめ商品と選び方|おしゃれなコーディネート実例も

集成材|強度や安定性が高い

無垢材ダイニングテーブルの天板と脚

集成材とは、複数の木材を接着剤で貼り合わせて作られる素材のことで、強度や安定性が高く、無垢材に比べて湿度や温度の変化による収縮や膨張が少ないのが特徴です。

本来、無垢材テーブルは一枚板を指しますが、一般的には無垢集成材も無垢材テーブルと呼ばれます。

一枚板ほどの重厚感を求められない場合もありますが、天然木の質感や温かみを感じることができ、こだわりの木製家具にも使用されています。

集成材のメリット 集成材のデメリット
強度があり、さまざまな家具の素材として使用できる 使用している接着剤によっては、環境や人への影響が懸念される
湿度や温度の変化による収縮や膨張が少なく、形状に安定感がある 無垢材のような個性的な木目が楽しめない場合もある
大きなサイズの木材をつくることも可能 接着部分が劣化する可能性がある
加工しやすく、家具の製作に向いている 直射日光や長期間の使用によって、表面が劣化することがある
無垢材の一枚板に比べると、コストが抑えられる 化粧板や突板に比べると、価格が高めになる傾向がある
木材を無駄なく活用できるため、環境負荷に貢献できることも 無垢材と比べると、自然な木目や質感が劣る場合がある

化粧板・突板|優れたコストパフォーマンス

化粧板を使用したダイニングテーブル

化粧板は、合板やMDFなどの基材に樹脂やフィルムを貼り付けた素材のことで、突板は、薄くスライスした天然木を基材に貼り付けてつくられた素材です。

化粧板や突板は、木材のダイニングテーブルに似た見た目ですが芯材は無垢材ではないものもあり、厳密には木製テーブルとは呼べない素材です。

ただし、コストパフォーマンスに優れ、機能性が高いものも多いため、メリットとデメリットをよく確認して選びましょう。

化粧板・突板メリット 化粧板・突板デメリット
無垢材に比べて安価でありながら、おしゃれなデザインも多い

無垢材に比べて耐久性が劣る場合がある

無垢材より軽く、取り扱いしやすい傾向がある

無垢材のように自然な質感や風合いは楽しめないことも

木目の模様や色のバリエーションが豊富

化粧板の場合、表面の化粧層が剥がれる可能性がある

メンテナンスが容易で、気軽に使いやすい 傷や損傷が発生した場合、修理が難しい場合がある

加工しやすいため、さまざまなデザインの家具が選べる 高温多湿の部屋で使う場合、劣化を早めることも

基材が安定しているため、湿度や温度の変化による反りや割れが少ない 接着剤などに含まれる成分による、環境や健康への影響が懸念される

ダイニングテーブルの天板の木材の種類

ダイニングテーブルの天板に使われる樹種はさまざまで、見た目や堅さ、木目の出方などが異なります。

この章では、主な木材の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

ダイニングテーブルの天板を選ぶ際の参考に、チェックしてみましょう。

オーク|ナラ

オークを使用したダイニングテーブル

木目が美しく、堅い樹種で、「虎斑杢(とらふもく)」と呼ばれる模様があらわれることもあります。

写真は、ホワイトオーク無垢板の端材をつなぎ合わせて製作したエコで、リーズナブルなダイニングテーブルです。

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パイン

パインを使用したダイニングテーブル

他の木材に比べて柔らかく加工性が高いパイン材は、木の温もりを感じられる優しい雰囲気が特徴で、家具の素材として多く使用されます。

写真は、天板から脚までパインの古材を使用したダイニングテーブルで、ヴィンテージテイストの部屋だけでなく、ナチュラルテイストにもなじむ汎用性の高さが魅力です。

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ウォールナット

ウォールナット色の木材を使用したダイニングテーブル

ほんのり紫がかった茶褐色の色合い、狂いが少なく堅い材質で、高級材としても知られるウォールナットは、上質感のある家具を好む方におすすめの樹種です・

こちらは、天然杢マホガニー無垢材を使用したダイニングテーブルですが、ウォールナットの色合いを表現しているため、リーズナブルに茶褐色の美しさをお楽しみいただけます。

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アカシア

アカシアを使用したダイニングテーブル

木目が美しく強度もあるアカシアは、比較的リーズナブルな価格帯で手に入る人気の樹種です。

こちらは、品のある色合いとシンプルデザインが魅力のダイニングテーブルです。

アカシアならではの、表情豊かな木目を存分にお楽しみいただけます。

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チーク

チークを使用したダイニングテーブル

高級材とされるチークは、美しい光沢と色合い、堅く狂いの少ない樹種です。

こちらは、チークの古材をスチール脚と組み合わせたダイニングテーブルで、上質感はそのままに気負わずに使えるカジュアルデザインが特徴です。

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ヒノキ

ヒノキを使用したダイニングテーブル

心がほっと落ち着く独特の芳香と、繊細な木目が特徴の樹種です。

耐水性・耐久性に優れているため、長く愛用できるのも魅力です。

こちらは、純国産のヒノキをぜいたくに使用したダイニングテーブルで、ワックス仕上げ・ウレタン塗装仕上げからお好みに合わせてお選びいただけます。

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楡(ニレ)

ニレを使用したダイニングテーブル

真っ直ぐな整った木目、程よい堅さが特徴のニレは、化粧材などにも使われる人気の家具材です。

こちらのダイニングテーブルは、国産の良質なニレ材を使用しています。

両サイドにナグリ加工を施し、一枚板のような佇まいに仕上げたリーズナブルな逸品です。

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メープル


堅く耐久性がある樹種で、家具や床材、楽器などに使用されます。

木目が細かく均一で、美しい淡黄色の色合いが特徴です。

栃(トチ)


日本固有の木で、美しい絹目が魅力の樹種です。

柔らかく加工しやすい特徴がありますが、湿気に対する弱さには注意が必要です。


軽量で柔らかく加工性が高いため、建築材や家具に多く使用されている樹種です。

独特の香りがあり、防虫効果も期待できます。

タモ

耐久性が高く堅い樹種で、美しい木目が魅力です。

家具やフローリングのほか、スポーツ用品にも使用されます。

ナラ


硬くて重い材質で、優れた耐久性が特徴です。

美しい木目と豊かな色合いが魅力で、家具や床材などに使用されます。

ラバーウッド


ゴムの木から取れる木材で、エコフレンドリーな樹種です。

材質は硬く耐久性があるのも魅力です。

ダイニングテーブルは木材で DIYできる?

無垢材のダイニングセットとL字型キッチン

ダイニングテーブルは、DIYに挑戦する方が多い家具のひとつです。

最近では、ネット通販やホームセンターでダイニングテーブル用の天板のみ購入可能なこともあり、DIYに挑戦する方も多くブログや動画も増えていますね。

ですが、DIYする際には下記のような注意点もあります。

  • 堅い木は加工やビス止めが難しい
  • やわらかい木は作業中にキズが付きやすい
  • 安い一枚板を加工してテーブルをつくる場合、面取りやオイル塗装などに手間がかかる
  • テーブル用に加工された天板のみも販売されているが、高額になる場合も多く、探す手間もかかる

上記のような工程も好きで、DIY自体を楽しめる方であれば挑戦するのもアリですが、コストパフォーマンスを考慮するとリーズナブルな完成品を購入するのがおすすめです。

国産木材のリーズナブルなダイニングテーブルを紹介

国産木材のリーズナブルなダイニングテーブル

木製ダイニングテーブルを選ぶなら、国産で高品質・耐久性が高いものがおすすめです。

BOOMSでは、日本製で安い無垢材テーブル取り扱っております。

純国産のヒノキ を使用し、国内工場で加工したダイニングテーブルで10万円以内の価格帯であることも魅力です。

また、 レギュラーサイズのほかフリーカットにも対応しているため、部屋の広さやお好みに合わせてサイズオーダーも可能ですよ。

【このダイニングテーブルの詳細はこちら】  

こちらの記事でも、木製ダイニングテーブルの選び方についてご紹介しています。合わせてごらんください。

〈関連コラム〉日本製で安い無垢材ダイニングテーブルをBOOMSで探そう!|国産天然木&サイズオーダーも可能

まとめ

ダイニングセットとテーブルコーディネート

ここまでご紹介してきたように、木製ダイニングテーブルに使用されている木材の種類はさまざまです。

デザインだけでなく樹種やタイプにもこだわってダイニングテーブルを選べば、家族団らんの時間がより豊かになるお気に入りの1台が見つかりますよ。

今回ご紹介したアイテムも参考にしながら、ご家庭に合った木製ダイニングテーブルを個性派家具店BOOMSで探してみてはいかがでしょうか。

インテリアショップのBOOMSでは、オンラインショップ・実店舗の両方で、素材や機能にこだわった木製家具を多数ご紹介しています。

お好みのインテリアテイストに合わせた家具の選び方、コーディネートのご相談も受け付けていますので、お気軽にお声掛けください。

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