テレビボードのサイズ選びのポイント｜おすすめ商品とレイアウト実例も紹介
リビングの中でも存在感が大きいテレビボードは、お部屋の雰囲気や過ごし方を左右する重要な家具の1つ。
求めるテイストに合わせたデザインも大切ですが、まずは適切なテレビボードのサイズを把握してから選ぶことが大切です。
この記事では、お部屋の広さや視聴距離などに合わせたテレビボードのサイズ選びのポイントを解説します。
テレビボードの幅・高さ・奥行きを選ぶときのポイントを1つずつ分かりやすくまとめ、おすすめの商品とおしゃれなコーディネート実例も紹介します。
- テレビのサイズやお部屋の広さ、収納力など、テレビボードを選ぶときのポイントを覚えておきましょう。
- テレビの幅や奥行きに対してギリギリのテレビボードだと、デザイン性や安定性が低くなる恐れがあります。
コンテンツ
まずはテレビのサイズと視聴距離を確認
テレビボードを選んだりレイアウトを決めたりするときは、テレビ本体のインチ数と視聴距離を確認することが大切です。
インチ数が大きいテレビは必要な視聴距離が長くなり、テレビボードのサイズも大きくなります。
| テレビのインチ数 | フルHDの視聴距離 | 4Kの視聴距離 |
| 32インチ | 1.2メートル | 0.6メートル |
| 40インチ | 1.5メートル | 0.7メートル |
| 43インチ | 1.6メートル | 0.8メートル |
| 50インチ | 1.8メートル | 0.9メートル |
| 55インチ | 2メートル | 1メートル |
| 65インチ | 2.4メートル | 1.2メートル |
目が疲れにくいテレビの視聴距離は、フルHDの場合画面高さの約3倍、4Kの場合約1.5倍と言われています。あくまで目安ですが、まずは視聴距離の目安を参考にしてソファやチェアとテレビボードの位置関係を考えましょう。
これからテレビ本体を購入・買換えする場合は、お部屋の広さに合わせてインチ数を選んでからテレビボードのサイズを考えるようにしてください。
テレビ本体のサイズが分かったら、具体的なテレビボードの選び方を1つずつ確認していきましょう。
テレビボードの幅サイズを選ぶポイント
テレビボードの幅を決めるときは、本体・お部屋の広さ・ソファやテーブルとのバランスの3点を確認しましょう。
テレビのサイズと幅のバランス
テレビボードの幅は、テレビ本体より大きく全体で三角形のシルエットをつくるのが基本です。
テレビボードの幅が本体と同じか狭いと、地震などで揺れたときに安定感がなく転倒する可能性が高くなります。
テレビ本体よりテレビボードの幅に少しゆとりを持たせることで、安定感があり落ち着いた印象のリビングをつくれますよ。
テレビのサイズにもよりますが、左右に10～30cm前後の余裕があるテレビボードの幅を選びましょう。
お部屋を圧迫しない幅
テレビボードの幅は広すぎるとお部屋に圧迫感が生まれることもあるので、周囲の壁との距離感を考えることも大切です。
特に背が高いハイタイプのテレビボードは、幅が広いほど存在感が大きくなるため要注意。
ロータイプのテレビボードも、幅が広すぎると他の家具を置けなくなったり通りにくくなったりする可能性があります。
テレビ本体より広い幅を確保しつつ、お部屋を圧迫しないサイズを確認しましょう。
ソファ・テーブルとのバランス
テレビボード・ローテーブル・ソファを組み合わせる場合、幅をそろえると統一感がありスッキリしたお部屋をつくりやすいです。
ぴったり同じ幅にする必要はありませんが、テレビボードに合わせてソファやローテーブルも選んでみましょう。
テレビボードの高さを選ぶポイント
テレビボードの高さは、座る場所との位置関係で選びましょう。
座る場所に合わせて高さを選ぶ
テレビボードの高さは、ソファ・カーペット・チェアなど座る場所に合わせて選ぶのが基本となります。
一般的にテレビを見るときは、目線が並行か15度程度下がっている状態が良いと言われています。
テレビの位置が高すぎると見上げる状態になり、首や肩に負担がかかってしまうのです。
床に座って見る場合はなるべく低いテレビボードを選び、ソファやチェアの場合は座面に合わせて高さを選びましょう。
テレビボードの奥行きを選ぶポイント
テレビボードの奥行きは、本体のスタンドサイズやAV機器の種類に合わせて選びましょう。
テレビスタンドのサイズより広めに
テレビボードの奥行きは、本体のスタンドのサイズを確認して少し広いものを選びましょう。
最近は薄型テレビが主流ですが、インチ数が大きい製品はスタンドのサイズが大きくなります。
例えば、50～60インチのような大型テレビは、スタンドが40cmを超えるケースもあり、奥行きの狭いテレビボードだとはみ出してしまいます。
スタンドがギリギリだと揺れやすくなり転倒リスクも高くなるため、少し奥行きに余裕があるテレビボードを選びたいところです。
お手持ちのテレビや買い替え予定の製品のスタンドサイズを確認して、十分な奥行きのテレビボードを選びましょう。
AV機器やゲーム機のサイズも確認
テレビ本体だけでなく、オーディオやスピーカー、ゲーム機などのサイズに合わせて奥行きを選ぶ必要もあります。
オーディオ製品やゲーム機は壁にぴったり付けると排熱がうまくいかないこともあるため、奥行きにゆとりが必要です。
配置や配線のことなども考え、周辺機器がスッキリ収まるテレビボードを選びましょう。
おすすめのテレビボード商品を紹介
家具ショップBOOMSが、おしゃれで使い勝手の良いテレビボードをピックアップしてご紹介します。
それぞれの詳細ページにサイズや価格も掲載していますので、気になるアイテムをぜひチェックしてみてください。
ローボード
2つのパーツをスライドさせて幅を調整できる便利なテレビボードです。2種類のサイズ展開で、幅広いインチ数のテレビに対応可能です。
ナラ無垢材を使用したテレビボードは、リビングの主役となれる存在感を持っています。扉収納の下にスリット棚があり、テレビ用品やおしゃれな雑貨もディスプレイできます。
ハイタイプ
風合いのあるパイン古木を使用した、おしゃれなハイタイプのテレビボードです。
引き出しと上部のオープン収納で、オーディオ機器やリビング回りのアイテムをしっかり収納できる便利なアイテムですね。
テレビボードのレイアウト実例
実際にテレビボードを設置したおしゃれなレイアウト実例をご紹介します。
お部屋全体のテイストや、ローテーブル・ソファとの組み合わせにも注目してみてください。
ヴィンテージテイストのソファやローテーブルに合わせ、シンプルで圧迫感のないロータイプのテレビボードをコーディネート。
キャスター付きで移動できるため、お掃除や模様替えしやすいのもうれしいポイントです。
扉付きのテレビボードで、余計なものを見せずにスッキリした印象のリビングに仕上がっています。
ロータイプで圧迫感がなく、木の質感がお部屋の雰囲気も高めてくれます。
ローテーブルとテレビボードを、ヘリンボーン柄で統一したおしゃれなコーディネートです。
プレイヤーなどを納めるガラス部分と、左右の扉部分を分けて使い勝手とデザインを両立していますね。
ソファの座面に合わせて、少し高めのテレビボードを組み合わせた実例です。
ローテーブル・ソファとの幅のバランスが良く、スッキリした印象のリビングに。
まとめ
テレビボードのサイズは、テレビ本体やお部屋の広さとのバランスをしっかり考えて選びましょう。
特にこれからテレビを買ったり買い替えたりする場合は、視聴距離やお部屋のレイアウトも含めてテレビボードを考えてください。
ご自身では適切なテレビボードのサイズが分からないときは、家具選びのプロにインテリア相談するのもおすすめです。
BOOMSでは茨城・埼玉の店舗、オンラインストアで家具選びの相談を受け付けております。どんなこともお気軽にご相談ください。
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