木の家具のおしゃれなインテリアコーディネート実例|選び方のポイントやお手入れも解説
この記事では、木製家具を使ったインテリア実例を見ながら、具体的な選び方やおしゃれなコーディネートのポイントを解説します。
一口に木の家具と言っても、木目や塗装仕上げなど種類はさまざま。基礎知識を覚えておくと、実際に木の家具を選んでコーディネートするときに役立ちます。
- 木の家具は耐久性が高く、温かみや高級感のあるお部屋をつくりやすいのが魅力です。
- 木目や塗装の種類など、木の家具を選ぶときに注目すべきポイントを解説します。
コンテンツ
木の家具の魅力とは?
天然の木を使った家具は、次のようにさまざまな魅力を持っています。
耐久性が高い
木材は耐久性が高く、風合いの変化も含めて長く愛用できるのが特徴です。
実際、無垢材や集成材の家具は、世代を超えて数十年単位で使われることも珍しくありません。
長い時を経たヴィンテージ家具も、新品にはない味わいや魅力を持っています。
1つのアイテムを長く使い込みたい方は、耐久性の高い木製家具が向いているでしょう。
香りを楽しめる
本物の木でつくられた家具は、工業製品にはない自然の香りを楽しめるのも大きな魅力です。
木の香りの元となるフィトンチッドという成分には、森林浴のようなリラックス効果があると言われています。
お部屋の中に木の家具をそろえることで、木の香りたっぷりのリラックス空間をつくれるのです♪
木目の温かみと高級感
一つひとつ異なる木目は、家具に温かみや高級感をプラスしてくれるのもうれしいポイント。
板目や正目といった木目の種類、節の大きさや位置など、一つひとつ違う木の表情が高級感をもたらしてくれます。
自然素材ならではの温かみも、お部屋の魅力を引き上げてくれる要素の1つ。
木の家具の種類
一口に木の家具と言っても、実際はいくつかの種類に分かれます。
それぞれ特徴やメリット・デメリットがありますので、ご予算や使い方に合わせて選びましょう。
突板
天然木を薄くスライスして芯材に貼り付けた材料を「突板(つきいた)」と呼びます。
突板は木の使用量を減らせるので、コストを抑えつつ無垢材のような見た目の家具をつくれるのが特徴です。本物の木を使っているため、プリント加工されたシートより素材感が高いのが魅力。また、無垢材のようにひび割れや反りが出にくいのも突板家具のメリットです。
ただし、表面の木が薄いため深いキズで下地が見えてしまう可能性があり、耐久性は少し低くなります。
無垢材
天然木からそのまま切り出した無垢材を使った家具は、高い耐久性と素材感が魅力です。無垢材家具は、木そのものの素材感や香りを楽しめるのがメリット。また、中まで一枚の木でできているので、キズや汚れがついても研磨してキレイになり、長く使いやすいのも特徴です。
一方、無垢材は一本の木から取れる量が少ないため、価格が高くなりやすいのがデメリット。また、温度・湿度の変化で木が膨張伸縮しやすく、細かいひび割れや反りが起こりやすいです。
集成材
複数の木材を接着した集成材は、素材感・価格・耐久性のバランスが良い家具が多いのが特徴。
集成材は木のロスが少ないため、無垢材家具よりコストダウンしやすいです。しかし、天然の木を使う点は同じなので、耐久性や素材感は十分です。コストパフォーマンスが高い家具を求めるなら、集成材がおすすめ。
さまざまな木目が組み合わさる見た目は好みが分かれるところですが、幅広いインテリアに合わせることもできます。
木の家具を選ぶときのポイント
実際に木の家具を選ぶときは、次のポイントに注目してみてください。
木の種類と木目
木の種類や木目の状態によって、家具の印象は大きく変わります。
※家具に使われる天然木の種類の例
- オーク
- アルダー
- パイン
- ウォールナット
- マホガニー
- チーク
- メープル
- ひのき
- 杉
- 欅
このように、家具に使われる天然木にはさまざまな種類があり、強度やデザイン性に影響します。
例えば、世界三大銘木の1つであるウォールナットは、高級感のあるかっこいいお部屋づくりにぴったり。一方、マツ科のパイン材でつくられた家具は、アンティーク・ヴィンテージ系のインテリアに合わせやすいです。ひのき・杉・欅などの国産材も、和モダンテイストのお部屋づくりに良いでしょう。
また、同じ木の種類でも、木目や節の位置によって見た目が変化します。ランダムな木目の「板目」、まっすぐの木目になる「正目」のように、切り出した場所で木目が変わるのです。求める雰囲気やお部屋のテイストに合わせて、家具の木目にもこだわって選んでみましょう。
塗装仕上げ
木の家具は、表面の塗装仕上げによっても素材感や表情が大きく変わります。
※木の家具の塗装仕上げの種類
- ウレタン塗装
- UV塗装
- ラッカー塗装
- オイル塗装
ウレタンやUV塗装は表面をつるつるにコーティングする仕上げで、キズや汚れ、ひび割れやそりが起こりにくいのが特徴。ラッカー塗装は木ならではの素材感を残しつつ、塗膜で保護する仕上げ方法です。
オイル塗装は木の内部に浸透させる仕上げ方法で、自然素材ならではの肌触りや素材感を活かせるのが特徴。
塗装で質感や肌触りが大きく異なるので、木の家具を選ぶときに注目してみてください。
カラー
木の家具のカラーは、単品ではなくお部屋全体のことを考えながら選びましょう。
家具の色は、統一するのも、バラバラにするのも間違いではありません。コーディネートに自信がない方、シンプルなインテリアが好きな方は、木のカラーをそろえるのがおすすめ。
木の家具の色をバラバラにする場合は、テイストや木目などをそろえて統一感を意識して選んでみましょう。
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サイズ
耐久性の高い木の家具を選ぶときは、長く使う前提でサイズ感を考えましょう。
木の家具はほかの素材より価格が高めなので、引っ越しの度に買い替えるのはコストパフォーマンスが悪いです。
今のお部屋やライフスタイルだけでなく、将来の引っ越しや家族構成の変化まで見据えてサイズを選びましょう。
木の家具のおしゃれなインテリアコーディネート実例
実際に木の家具を上手に採り入れた、おしゃれなインテリアコーディネート実例をご紹介します。
西海岸風
ヴィンテージ感のある西海岸風インテリアは、木の家具との相性が良く人気です。
木目と素材感を楽しめる古材家具を組み合わせて、クオリティの高いお部屋に。
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インダストリアルテイスト
木の天板がかっこいいダイニング・ローテーブルと、ブラックのソファを組み合わせたインダストリアルテイストのコーディネート事例です。
無垢材とアイアンの組み合わせは、かっこいいお部屋づくりにぴったり。
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かっこいい部屋の家具選び・インテリアコーディネートのポイント
ここでご紹介した木の家具コーディネート事例は、インテリアショップBOOMSが手掛けたものです。ほかにもたくさんのコーディネート事例がありますので、こちらも参考にどうぞ。
木の家具のお手入れ方法は?
木の家具は表面の塗装仕上げによってお手入れ方法が変わります。
ウレタン塗装など表面をコーティングする仕上げ方法の木の家具は、汚れが気になったら表面を固く絞った雑巾などでお掃除すればOKです。木ならではの肌触りは一段劣りますが、お手入れの手間をかけたくないならこちらの仕上げ方法が良いでしょう。
オイル塗装仕上げの木の家具は、定期的に家具用のオイルを染み込ませることでひび割れやそりを防ぎます。お手入れの手間はかかりますが、時間が経つごとに風合いが変化するので、家具をじっくり育てていきたい方にはこちらがおすすめ。
同じ木の家具でもお手入れ方法と手間は異なるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
まとめ
耐久性が高くおしゃれな木製家具は、モダン・ナチュラルなど幅広いお部屋にマッチしてくれます。高級ブランドの家具だとちょっと価格帯が高めですが、安くてもおしゃれでしっかりした木の家具はたくさんありますよ♪
BOOMSは茨城・埼玉の実店舗、オンラインストアでおしゃれな木の家具をたくさんラインナップしています。コーディネート相談も受け付けていますので、選び方やお手入れが心配な方もお気軽にお声掛けください。
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