モデルルーム家具コーディネートのポイント|【戸建て・マンション・賃貸】おしゃれな実例もご紹介!
モデルルームの家具コーディネートは、部屋の魅力を引き出すため、マイホーム計画中の方へ訴求するために取り入れたい手法です。
おしゃれで機能的な家具コーディネートは、モデルルームを美しく彩るだけでなく、お客様の購買意欲を高めることにもつながります。
そこで今回は、モデルルーム家具コーディネートのメリット、ポイント、戸建・マンション・賃貸の実例を解説します。
- モデルルームを家具コーディネートするメリットを確認しましょう。
- 家具コーディネートの効果を十分に引き出すためのポイントを解説します。
- モデルルームの家具コーディネートの依頼先を確認しましょう。
- BOOMSが手掛けた戸建て・マンション・賃貸のモデルルーム家具コーディネート実例をご紹介します。
モデルルームの家具コーディネートを行うか迷っている方、依頼先にお悩みの方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までごらんください。
コンテンツ
モデルルームを家具コーディネートするメリット
モデルルームをより訴求力のある場にするために、検討したいのが「空間演出」です。
はじめに、この章ではモデルルームを家具コーディネートするメリットをご紹介します。
メリット | 具体例 |
購買意欲を高める | おしゃれで整った家具コーディネートによって、お客様の購買意欲を刺激する。 |
差別化できる | 家具コーディネートによって、インテリアのテイストを訴求できるため、他の物件と差別化できる。 |
ブラインドイメージの向上 | 取り入れる家具のグレードやブランドにこだわることで、ブランドイメージの向上につながる。 |
空間の快適性を訴求できる | 限られた空間でも、家具コーディネートすることで広く快適に見せることができる。 |
リアリティを演出できる | 家具が置かれていることで、暮らしの風景をイメージしやすく、リアリティを演出できる。 |
こちらの記事では、日本でも一般的になりつつある「ホームステージング」の重要性について解説しています。
合わせてごらんください。
<関連コラム>ホームステージングの重要性やメリット|具体的な方法やコーディネート事例を解説
この章では、モデルルームの家具コーディネートを行う際に、押さえたいポイントを解説します。
イメージを持たず漠然と家具を配置してしまうと、ターゲット層に訴求できない空間になったり、家具コーディネートの効果が十分に感じられなかったりする可能性があります。
下記のポイントを確認し、モデルルームの家具コーディネートに取り入れましょう。
テーマを決めてトータルコーディネート
モデルルームのコーディネートは、テーマを設定することで空間全体の統一感を生み出し、おしゃれな空間を実現します。
モダン、ナチュラル、インダストリアルなど、テーマをもとに家具やインテリア小物などをそろえましょう。
テーマを設定することで、アイテム選びに迷った際にも指針になります。
こちらの記事でも、インテリアのテーマを決めてコーディネートするポイントを解説しています。
合わせてごらんください。
<関連コラム>部屋のデザインが決まらない人必見|インテリアをテイスト別に紹介・選び方のポイント【茨城県の個性派家具専門店BOOMS】
素材にこだわる
モデルルームの家具コーディネートを行う際には、家具や小物に使用する素材にもこだわりましょう。
例えば、木材、金属、ガラス、ファブリックなど、質感の異なる素材をバランスよく組み合わせることで、インテリアにおしゃれさや奥行きをもたらします。
配色バランスを考える
インテリアをセンス良く仕上げるためには、配色バランスを整えることが重要です。
色の組み合わせは空間の雰囲気を大きく左右するため、参考に慎重に選びましょう。
下記は、部屋のインテリアをおしゃれに仕上げる、色配分とポイントです。
家具コーディネート以外にもインテリア全般に活かせる知識ですので、ぜひ参考になさってください。
色配分 | ポイント |
ベースカラー:70% | 室内の大半を占める、床や壁、天井などに使用する色。白、アイボリー、ベージュなど淡い色を使用すると、メインカラーやアクセントカラーと調和しやすい。 |
メインカラー:25% | 部屋の主役となる色で、カーテンや家具などに使用する色。ベースカラーとの相性を意識しながら、インテリアのテーマに合った色を選定する。 |
アクセントカラー:5% | 色配分の中で小さいものの、インパクトを与える色。あえてベースカラーやメインカラーの反対色やヴィヴィッドカラーを選ぶのがおすすめ。 |
生活感を見せないように家具を配置
モデルルームでは、生活感を抑えた理想的な空間を演出するのが一般的です。
インテリア全体が整った印象になるよう、家具を配置しましょう。
必要以上のディスプレイをしたり、好みが分かれるデザイン性の高い家具や小物を置いたりせず、訪れる人が個々にイメージをふくらませやすいようシンプルにまとめるのがおすすめです。
開放感を強調する
限られた空間を広々と見せるためには、家具の選定や配置を工夫して開放感を強調することが重要なポイントです。
部屋を広く見せるアイデアの具体例はこちらです。
- 天井が高く見える低めの家具で統一する
- 空間を広く見せる、白や明るい木目の家具を選ぶ
- 大きな窓を活かして、視界を遮らない配置を工夫する
- 部屋の端に家具を寄せて、床を多く見せる
- 鏡やクリアなガラスが入った家具を置き、光を反射させる など
モデルルームの家具コーディネートはどこに頼む?
モデルルームの家具コーディネートを依頼したい場合、主に下記の3つの選択肢があります。
依頼先 | 特徴 |
ホームステージング業者 | 家具の手配から配置まで全てを任せられるが、コストが高め。対応している会社も少なく、選択肢が限られることも。 |
インテリアコーディネーター | 個別対応してもらいやすく、独自のスタイルを演出できるが、スキルのばらつきもありため、希望に沿ったコーディネートをしてもらえるか見極めが必要。 |
家具ショップ | 家具を購入する場合は、コーディネート費用はかからないことが多い。アイテム選びによって費用も調整しやすい。ただし、ショップにより取り扱う家具や腕はさまざま。 |
こちらの記事でも、インテリア相談について詳しく解説しています。
合わせて、参考になさってください。
<関連コラム>インテリア相談はどこにするのが正解?プロのコーディネートで理想のお部屋を♪
最後に、BOOMSが手がけた戸建て・マンション・賃貸のモデルルーム家具コーディネート実例をご紹介します。
部屋の広さや目的に応じたモデルルームの家具コーディネートをご提案していますので、参考になさってください。
【戸建て】モデルルームの家具コーディネート実例
開放感あふれる戸建て住宅モデルルームの家具コーディネート実例です。
吹き抜けの開放感を楽しめるソファの配置、キッチンと一体感のあるダイニングテーブルの配置などにこだわり、空間の魅力を引き出しています。
また、モダンなモノトーン家具に、爽やかなブルーのファブリックソファやインテリアグリーンを取り入れ、リラックス感を演出しました。
「70年代の映画に出てくるホテルの部屋」をテーマにトレンド感を取り入れたマンションモデルルームの家具コーディネート実例です。
インパクトのある内装で仕上げたリノベーション物件のため、空間になじみつつ暮らしをイメージできるよう、ダイニングセットや照明を配置しました。
窓が多く明るい光が降り注ぐ賃貸アパートのモデルルーム家具コーディネート実例です。
日当たりの良さを活かした家具配置や限られた空間を広く見せるよう低めの家具を選ぶなど、開放感を演出し、1人・2人暮らしの快適なライフスタイルを想起していただけるよう仕上げましたた。
※ほかにも、さまざまなモデルルーム家具コーディネート事例がありますので、ぜひごらんください。