“模様替え”10個のコツを「家具選びのプロ」が一挙紹介
今年も残り１ヶ月を切り、そろそろお部屋の大掃除をしようかと思っている人も多いはず。
そんな人におすすめなのが「お部屋の模様替え」です。
大掃除で溜まったホコリなどを落とすついでに、気分転換にお部屋をガラリと変えてみませんか？
そこで、今回は “家具選びのプロ”が模様替えのコツを一挙紹介します。
「お部屋の印象を変えたい」「心機一転、気持ち新たに新年を迎えたい」そのようにお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
●手順を押さえて進めることで、無駄のない模様替えができます。
●“BOOMS”は、お客様ひとりひとりに寄り添った接客をモットーに、トレンドを抑えたリーズナブルなインテリアアイテムを販売しています。
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“模様替え”の前に断捨離がおすすめ！部屋の片付け方にコツはある？
模様替えをする前に、まずは部屋の片付けをしましょう。
片付けと言っても、目に見える雑物をしまったり掃除するだけではありません。
スムーズに模様替えをするためには、コツを押さえて片付けをすることが重要です。
では、お部屋の片付けについて、流れを紹介しましょう。
ステップ① 部屋の物を全て見直してみる
まずは、お部屋の中にあるすべてのものに一度目を通して、下のように分類してみましょう。
・いるもの or いらないもの
まずは、「いるもの or いらないもの」をササッと分けてみましょう。
この時に、じっくり考えるのは禁物！
ご自身の直感を信じてどんどん仕分けしてください。
すると、必要な物しかなかったはずの室内に、意外といらない物があったことが分かります。
・よく使うもの or たまに使うもの or ほとんど使わないもの
“いるもの”が出揃ったら、次は使う頻度別に分けます。
これをすることで、出し入れしやすい場所によく使うものを収納し、ほとんど使わない物をクローゼットの上部など取り出しにくい場所にしまえます。
・思い出のもの
最後に、一番時間のかかる「思い出のもの」を整理しましょう。
この時のポイントは、「必ずご家族全員で作業すること」です。
あなたにとってはいらないものでも、ご家族の方にとっては思い出深い大切なものかもしれません。
写真やお子さんの作品、本、レコード、DVDなどをデジタル化してくれるサービスもありますので、是非そちらも取り入れてみましょう。
現状のまま“模様替え”をしても、目に見えて「きれいになった！」と実感することは難しいかもしれません。
紹介した手順を踏んで部屋の中を整理整頓してから、お掃除をすると効率も成果も全く違います。
家具の入れ替えも視野に入れた模様替えをする際は、まず分類した物を種類別に段ボールに入れて移動させておくと良いでしょう。
家具店のプロが直伝！部屋の模様変え“10個”のコツ
お部屋の片付けが終わったら、いよいよ模様替えについて考えてみましょう。
ここでのポイントは、「手順を追ってお部屋のレイアウトなどを考える」ということ！
早る気持ちをグッと抑えて、順序立てて進めることが大切です。
では、それぞれのコツを順番に見ていきましょう。
STEP① まずはどんな雰囲気にしたいか考える
まずは、お部屋をどんな雰囲気・インテリアデザインにしたいか考えてみてください。
雑誌やインターネットなどでイメージと近いお部屋を探すのがおすすめ！
また、実際にインテリア雑貨店や家具店に行ってイメージを膨らましてみても良いでしょう。
どんなお部屋にしたいかのイメージが固まらないうちに模様替えを始めてしまうと、まとまりのないインテリアになりがちです。
〈おすすめコラム〉
BOOMS｜コラム｜部屋のデザインが決まらない人必見｜インテリアをテイスト別に紹介・選び方のポイントも
BOOMS｜コラム｜“大人の部屋”はインテリアにもこだわりを。デザインのコツについて
STEP② いるもの・いらないものを見直す
先ほど片付けの説明でもお話ししましたが、模様替えを成功させるためには、「いるもの・いらないもの」をはっきりと分けることが重要です。
日用品や洋服はもちろん、徐々に買い足した収納ボックスや、小さめの家具、インテリア雑貨なども、模様替えをチャンスに、全て見直してみましょう。
「いる・いらない」の視点で見てみると、あったことも忘れてしまったものが出てくるかもしれません。
本当に必要なものに限定することで、すっきりとしたミニマル生活に近づきます。
STEP③ 生活ルーティーンを確認する
次は、日頃その部屋で「何を・いつ・どのように」行動しているか考えてみましょう。
- ・どのような動線で移動しているのか
- ・よく使うものは取り出しやすいか
- ・家族で混み合う場所はないか …
これらはほんの一例ですが、日々の生活を振り返ってみると、無意識にとっている行動の中にも、無駄や不便さがあるかもしれません。
模様替えの際に、これらのポイントを解決できると、より快適なお部屋になります。
ご家族それぞれで日々の暮らしを振り返って、改善したい場所を見つけてみてください。
STEP④ “抜け感”と“動線”を意識してレイアウトを考える
いよいよここから具体的にレイアウトを考えていきます。
限られた空間に必要な家具を手当たり次第レイアウトすると、どうしても狭苦しくなったり室内移動が大変になったりしてしまうでしょう。
それらを解決するキーワードは、“抜け感”と“動線”です。
ドアを開けて真っ先に視界へ入る場所に、視線を遮るような大きな家具を置かないように意識してみましょう。
正面の壁まで直線の“抜け”があるとベストです。
どうしても正面に家具を置きたい場合には、ローシェルフがおすすめ！
視線を遮らず、圧迫感が強まりません。
よく移動する場所に、動線を遮るような家具を置くのもNGです。
ソファーを迂回しなくては棚にアクセスできないようなレイアウトは、効率的とは言えません。
〈関連コラム〉
BOOMS｜コラム｜狭い部屋でも諦めない！リビングを広く見せるコツ“17個”
STEP⑤ “フォーカルポイント”を作る
フォーカルポイント（フォーカスポイント）とは、部屋の中で人の視線が集まる場所のことで、効果的に取り入れるとお部屋の印象を変えられます。
また、人の視線を一ヶ所に集めることで、生活感の出やすい場所やあまり見せたくない場所から意識を逸らすこともできます。
フォーカルポイントの作り方は簡単で、目立つ色のソファーを置いたり、壁面が広く出ている場所にお気に入りのポスターを貼ったり、大ぶりなインテリアグリーン（観葉植物）を置いたりする方法がおすすめ！
お部屋の印象を決めるフォーカルポイントに、是非こだわってみてください。
STEP⑥ 掃除のしやすさを考慮する
模様替えのレイアウトを考える時に重要なポイントは、見た目や過ごしやすさだけではありません。
常にスッキリきれいに保つためには、「掃除のしやすさ」を考えるのも重要です。
家具と家具の間が狭く掃除機をかけづらければ、段々と日々の掃除が億劫になってしまうでしょう。
椅子などは周りに少し移動できるスペースも設け、ソファは脚部がスリムなデザインで、なおかつ下に空間が開いているタイプがおすすめです。
「ロボット掃除機」を使っている方は、家具下の隙間や床の段差にも着目してください。
部屋の隅々までロボット掃除機できれいにしたい場合には、下などに入り込めるスペースがあるキャビネットなどを選びましょう。
また、ラグを置きたい場合も、毛足の長いものやボリュームがあり分厚いものは避けることをおすすめします。
STEP⑦ レイアウトを決めてから家具を動かす
模様替えの際に、動かしながらレイアウトを考える方もいますが、これでは時間も労力も無駄になってしまいますし、床などに傷がつくリスクも高まります。
ですから、必ずレイアウトを決めてから家具移動をしましょう。
ここでのポイントは主に４つ！
「仮置きスペースをイメージする」
家具を移動させたい先に別の家具が置いてある場合がほとんどです。
ですから、それらを一時的に移動させられる“仮置きスペース”をイメージしましょう。
簡単に動かせる小さな家具や椅子は、あらかじめ他の部屋に移しておくのがおすすめです。
「部屋の奥から移動する」
手前から手を付けてしまうと、大きな家具を奥に移動できず二度手間になります。
ですから、奥の角から家具を移動して場所を決めてしまいましょう。
そうすることで、無駄にホコリが部屋全体に広がることもなくなります。
「大きな家具から移動する」
奥から部屋を仕上げていくからと言って、小さな家具まで完璧に配置する必要はありません。
大きな家具から場所を決め、それからバランスや使い勝手を見て、小さい家具を置きましょう。
「床や壁の掃除と並行して進める」
家具の下や裏は、日頃なかなか掃除ができませんよね。
模様替えはそれらの場所を掃除する絶好のチャンスです。
家具の移動と並行して、掃除機がけや拭き掃除をしましょう。
STEP⑧ 気分が高まるカラーを取り入れる
レイアウトがあらかた決まったら、アクセントカラーにお好きな色や気分の高まる色を取り入れてみましょう。
ソファなどの家具に取り入れてもいいですし、季節や気分によって変えたい方は、カーテン・クッションカバーなど取り替えしやすいアイテムに取り入れるのがおすすめ！
アクセントカラーは、メインの色を引き立てて、インテリアデザインの印象を華やかにしてくれる効果もあります。
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BOOMS｜コラム｜ウッドインテリアに“差し色”は必要？おしゃれに仕上げるポイントやカラー選びについて
STEP⑨ デッドスペースを見つけて活用方法を考える
部屋の中を注意してみると、意外とデッドスペースがあるものです。
例えば、キッチンカウンターの下や、ちょっとした家具と壁の隙間を有効活用すれば、収納力がアップして、片付けやすくスッキリとした部屋に仕上がります。
最近は、「隙間収納」なるジャンルの家具も増えていますし、壁付けのオープン棚をつければ、飾り棚としても使えます。
模様替えの際には、大きな家具の配置によってできた“デッドスペース”にも着目しましょう。
STEP⑩ 照明器具・インテリア小物を変えてみる
家具の配置が決まったら、照明器具やインテリア小物を入れ替えてみるのもおすすめです。
お部屋の印象が一気に変わりますし、遊び心や個性もプラスできます。
照明器具を選ぶ際には、ご自身で取り替えられるワンタッチタイプのものか、置き型のスタンドライトを選べば、気分によってまた取り替えることもできます。
インテリア小物は、インテリアデザインのテイストに合ったものを選ぶことが、おしゃれな部屋作りのポイントです。
実店舗はもちろん、オンラインストアでも数多くのアイテムを取り揃えていますので、模様替えを機会に家具やインテリア雑貨を取り替えたい方は、是非お問合せください。
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ご購入いただいた後も、メンテナンス方法や修理方法などのアドバイスをさせていただきます。
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まとめ｜年内に“模様替え”をして新しい年を気持ちよく迎えましょう！
その際には、片付けや整理整頓のポイントを押さえ、順序立てて模様替えすることが成功の“秘訣”！
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