部屋を広く見せる12のコツを“家具選びのプロ”が解説
そろそろ一人暮らしの準備を始める時期ですが、ワンルームなどスペースが限られたお部屋を少しでも広く見せたいという方は多いでしょう。
また、暮らしているうちに家具や物が増えて、どんどん狭苦しくなってきたとお悩みの方も少なくないはず!
そこで、今回は狭い部屋を広く見せるコツを、家具選びのプロが詳しく解説します。
新生活に向けてお部屋のレイアウトにこだわりたい方や、今のお部屋を開放的で居心地の良い場所にしたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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視覚効果で“広見え”を狙う!部屋を広く見せるポイントは?
どうしても部屋にどんどんともの置いていくと、結果的に圧迫感があり狭苦しい部屋になりがちです。
確かに、生活に必要な家具・日用品は、毎日を快適に暮らすためには欠かせません。
しかし、その場その場で無秩序にレイアウトを決めてしまうと、どうしても部屋が狭く感じてしまいます。
では、部屋を少しでも広く見せるためには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。
ここでは、賃貸住宅でも取り入れられる12のコツを紹介します。
● 壁を隠さない
「壁にお気に入りのアートを飾りたい」そんな方も多いでしょう。
しかし、狭い部屋の場合はあまりおすすめできません。
広く見せるためには、視界に入る明るい色味の面積を出来るだけ大きくすることが重要だからです。
ホワイトやアイボリーなどの色は、光を反射させて室内を明るく開放的に見せてくれます。
壁に時計やアートなどを飾りたい場合は、小さめで明るい色のものを選びましょう。
● 床を隠さない
人は、無意識のうちに部屋の広さを床の広さで判断します。
そのため、所狭しと家具を置いてほとんど床が見えないような部屋では、どうしても圧迫感や雑然とした印象を持ってしまうのです。
TVを壁掛けにしたり、ベッドやソファなどの大型家具は足付きを選んだりするなど、出来るだけ床から浮かすようなデザインでまとめましょう。
また、フローリングがダークブラウンなど濃い色の場合は、どうしても狭く感じてしまうため、賃貸OKのフロアシートを上貼りするなど、明るい色を取り入れましょう。
● カラーを絞る
「カラフルなインテリアが好き」という方は要注意!
色を多用するとどうしても視線があちこちに散って雑然とした印象になりがちです。
また、それぞれのアイテムの主張が強いと、圧迫感が増してしまいます。
部屋を広く見せたいなら、シンプルなインテリアデザインでまとめることがポイント。
モノトーンインテリアなど、色数の少ないデザインで仕上げましょう。
アクセントカラーが欲しい場合は、1〜2色程度、出来るだけ小さなアイテムに取り入れるのがおすすめです。
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● 遠近感を強調する
手前にあるもの、奥にあるものの視覚的感覚を工夫で強調することで、奥行き感が増して部屋を広く見せられます。
例えば、アパートやマンションにありがちの奥に長い部屋ですと、入り口から突き当たりに向かってソファやベッドを置いたり、レールタイプの照明を取り付けると、視線が奥に誘導されます。
逆に、部屋の短手方向に向かって長い家具を置けば、視線が遮られ空間が狭く感じてしまうでしょう。
この手法を「線遠近法」と呼びます。
もう一つの手法は、「空気遠近法」を使うということ。
入り口から見て奥に配置する家具の色を薄く・明るくすることで、部屋を広く見せられます。
色の配置を逆にしてしまうと、奥から物が迫ってくるように感じてしまいますので、視界を占める面積の大きな大型家具やカーテンなどは色選びに気をつけましょう。
● 膨張色or収縮色・暖色or寒色・進出色or後退色を理解する
色は大きく分けて「膨張色・収縮色」と、「暖色・寒色」、「進出色・後退色」に分類されます。
【膨張色・収縮色】
色面積が同じでも、大きく膨らんで見える色を「膨張色」と言い、逆に小さく縮んで見える色を「収縮色」と言います。明度が高い(明るく白の分量が多い色)ほど膨張色となり、逆に明度が低い(暗く黒の分量が多い色)ほど収縮色になります。
【暖色・寒色】
オレンジや黄、赤系など暖かい印象を与える色を「暖色」と呼び、逆に青や紫系など涼しさや寒さを連想させる色を「寒色」と呼びます。
【進出色・後退色】
オレンジや黄、赤系など近づいてくるように感じる色を「進出色」、青や紫系など奥に引っ込んでいるように見える色を「後退色」と呼びます。
部屋を広く見せたい場合には、「膨張色」・「寒色」・「後退色」を選ぶのがポイント!
選ぶ色によって印象はかなり変わりますので、好き嫌いの観点だけではなく、圧迫感が出ないかどうかで色選びをしてみましょう。
● 背の低い家具で統一する
どうしても収納量を増やしたいあまり、背の高い本棚などを設置してしまうケースも少なくありませんが、部屋を広く見せたい場合には、逆効果です。
先ほどもお話しした通り、出来るだけ壁、つまり明るい色を視界に入れることがポイントとなるため、それを邪魔するような背の高い家具は避けた方が良いでしょう。
壁を隠さない場合も、背の高い家具は視線を遮り、部屋を間仕切りのように区切ってしまいます。
「部屋を広くしたい」or「収納量を増やしたい」このどちらを優先するかによって、家具のレイアウトが変わるということです。
どうしても背の低い家具でまとめられないという場合は、出来るだけ部屋の入り口付近の壁沿いに背の高い家具を配置してみてください。
部屋に入った時に視界に入りづらく、第一印象への影響が少ないです。
● ラグは置かない・置く場合が明るい色を選ぶ
床に座る際にはやはりラグが欲しくなりますが、ラグを置くとどうしても部屋は狭く感じてしまいます。
その原因は、床を隠してしまうからです。
ただし、ダークブラウンなど濃い色の床ですと、白など明るい色のラグを置くと逆に部屋が広く見えるでしょう。
ただし、その場合は毛足が短くボリューム感の少ないシンプルな物がおすすめ!
主張の少ないラグですと、圧迫感を抑えられます。
● ミラーを置く
大きな置き型の姿見ミラーや、壁掛けミラーをインテリアに取り入れてみましょう。
部屋が映り込むため、広く感じます。
ただし、フレームが太くボリュームのあるものだと、逆効果な場合もあるため、出来るだけ装飾されていないすっきりとした鏡がおすすめです。
また、ミラーは視線を集めやすいため、こまめに埃や指紋を拭き取るなど掃除をすることもポイント!
人の目が集まりやすい部分を重点的に綺麗にすると、部屋全体まで片付いているように見えます。
● 家具配置は“抜け感”を意識して
インテリアにおける「抜け感」とは、目の向く場所に視線を遮る物を置かずに、奥まで通るようにすることです。
見渡しがいいと、開放感やリラックス感を得られます。
ポイントは、入り口から部屋の突き当たりまで視線を通すこと。
パーテーションや家具で視線を遮ると、部屋の奥行き感を損ない、狭苦しく感じてしまいます。
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● 柄を取り入れる時は要注意
柄物が好きな方も、部屋を広く見せたい場合はアイテム選びに注意しましょう。
原色が多く入っているサイケデリックな柄はもちろん、ナチュラルカラーがベースでも大きな柄は主張が強く圧迫感が増してしまいます。
ポイントは、同系色でまとめられた小柄を選ぶこと。
すっきりとした印象が強いストライプ柄もおすすめです。
● 照明の明るさにメリハリをつける
部屋を広く見せるポイントは室内を明るくすることですが、大きな照明を設置して部屋全体を煌々と照らす必要はありません。
部屋を広くかつおしゃれに見せるのにおすすめなのが、部屋の隅を明るくすることです。
隅はどうしても光が届かず暗くなりがちですが、そこを明るくすると部屋が広がって見えます。
スポットライトで照らしてもいいですし、インテリアアイテムの一つとしてデザイン性の高いスタンドライトを置くのも良いでしょう。
シーリングライト一つで部屋の明るさを確保しようとせずに、いくつかの照明器具を合わせてメリハリをつけるとスタイリッシュな印象になります。
● カーテンは軽やかなものを
掃き出し窓など大きな窓がある場合、そこにつけるカーテンは部屋の印象を大きく左右します。
部屋を広く見せたい場合のカーテン選びのポイントは、4つ!
- 明るい色を選ぶ
- 軽やかで薄めの生地を選ぶ
- 柔らかく動きのある生地を選ぶ
- カーテンレールはできるだけ見せない
分厚く重さが感じられるカーテンは、いくら色味が明るくても圧迫感が増してしまいます。
風で揺らぐような視覚的にも軽やかなカーテンを選びましょう。
もしくは、視線の通りやすいブラインドもおすすめです。
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まとめ|狭い部屋でもコツを知れば広く見せられます
しかし、狭い部屋の場合は好きな物を置いただけでは圧迫感があり余計狭く感じてしまうことも。
リラックスできる部屋にしたい方は、ぜひ少しでも広く見える工夫を凝らしましょう。
カラー選び、家具選び、配置などいくつもの視点でこだわることが重要です。
購入後もお手入れ方法や修理方法などのご相談をお受けしておりますので、「ずっと使い続けたい家具」をお探しの方は、ぜひ“BOOMS”へご相談ください。
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