賃貸でもおしゃれなインテリアは作れる!コーディネート術10選
賃貸住宅にお住まいの方には、「おしゃれな部屋は作れない」と諦めてしまっている方もいるでしょう。
そんなことはありません!
コツさえ押さえれば、内装工事などをせずともおしゃれな空間は作れます。
そこで、今回は賃貸のお部屋をおしゃれに仕上げるコツを10個紹介します。
今お住まいの部屋のイメージチェンジをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
● 家具やインテリアアイテムのコツを押さえれば、インテリア工事をせずともおしゃれな部屋に仕上がります。
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コンテンツ
賃貸のインテリアづくり最大の注意点は“原状回復”
賃貸住宅でお部屋のインテリアを変える際に、最もネックとなるのが「原状回復」による“縛り”です。
原状回復(原状復帰)とは、賃貸契約において生じた「損耗・毀損を復旧する」ことを指します。
原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること。
(引用:独立行政法人 国民生活センター)
ここでポイントとなるのが、あくまでも復旧の対象となるのは“故意・過失・注意不足”などによる箇所であるという点。
国土交通省の作成した「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」の中では、経年劣化や通常の使用における損耗などの修繕費は、あくまでも賃料に含まれるとしています。
つまり、退去時に借主とトラブルに発展しかねる損傷は、以下の点に限られるということです。
- ・普通の住み方では起こらない損傷
- ・賃借人の住み方や使い方次第で発生した損傷や、管理不行き届きによる損傷
一般的にはポスターなどを壁にかけるための画鋲やピンの小さな穴や、日常生活を送る上で避けられない軽微な傷や汚れは原状回復の対象外となるということです。
これは、民法でもはっきりと明記されています。
【民法621条】(賃借人の原状回復義務)
(引用:民法)
賃借人は、賃借物を受け取った後にこれに生じた損傷(通常の使用及び収益によって生じた賃借物の損耗並びに賃借物の経年の変化を除く。以下この条において同じ。)がある場合において、賃貸借が終了したときは、その損傷を原状に復する義務を負う。ただし、その損傷が賃借人の責めに帰することができない事由によるものであるときは、この限りでない。
ただし、気をつけなくてはいけないのが、国土交通省のガイドラインは法的な拘束力なく、民法はあくまでも民事による規定であるため、本格的に争うとなると法廷にまで持ち込まなくてはいけないという点です。
実際には細かな傷・汚れの補修まで賃借人が負担する旨の特記事項が書かれている場合もゼロではありません。
復旧の条件や範囲については、部屋を決める前に賃借契約書の内容をしっかり確認しましょう。
また、既にお住まいの部屋でインテリアを変える場合は、事前に原状回復の範囲や内容について把握しておくことをおすすめします。
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賃貸住宅でおしゃれなインテリアに仕上げるコツ10選
賃貸住宅の場合は、持ち家と比べるとどうしても模様替えに制限が出てしまいます。
しかし、コツさえ知っておけば部屋を傷つけることなくおしゃれに仕上げることもできます。
そこで、特に重要なポイントを10個紹介します。
「デザインテイストをはっきり決める」
まず検討しなくてはいけないのが、「デザインテイスト」です。
装飾的でフェミニンな部屋にしたいのか、ヴィンテージなど男前な雰囲気にしたいのか、はたまたシックで大人っぽくしたいのかによって、選ぶべきアイテムは全く異なります。
最近では、複数のデザインを組み合わせた“ミックスインテリア”もトレンド。
イメージに合うデザインテイストをしっかりと決め、それに沿うようにカラーや家具を選ぶと、まとまりのない部屋になることはありません。
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「照明器具・配線にこだわる」
賃貸住宅は、照明器具が既に設置されている場合と、ご自身で用意しなくてはいけない場合に分かれます。
照明器具が設置されていない場合は、好きなデザインの照明器具を購入して設置しましょう。
既に設置されているお部屋でも、形式によっては工事不要で簡単に取り替えられる場合もあります。
天井に「引掛シーリング」と呼ばれる部材がついているお部屋は、ワンタッチで照明器具を変えられるため、まずは確認してみてください。
天井付けの照明器具以外にも、コンセントに挿して使うスタンドライトを置くと、一気に洗練されたお部屋に仕上がります。
また、家電製品のコードがあちこちに見えているとおしゃれ感が損なわれてしまいますので、お部屋を決める際にはコンセントの位置や数を十分確認し、レイアウトに活かしましょう。
「“はがせる壁紙”で明るい印象に」
最近、色々カラーが増えている“はがせる壁紙”を使ってみても良いでしょう。
簡単に印象を大きく変えられる上に、壁を汚さず退去時の補修は必要ありません。
全面に張るのもいいですが、部分的に取り入れて「アクセントクロス(アクセントウォール)」にするのもおすすめです。
入口正面、突き当たりの面に周りより濃い色のクロスを張ることで、遠近感が強調されてお部屋の奥行きが広く見えますし、引き締まった印象になります。
「カラーコーディネートにこだわる」
カラーコーディネートの鉄則である「配色黄金比(70:25:5)」を踏まえて家具や小物の色を決めると、バランスよくおしゃれな部屋になります。
天井や壁などの壁紙カラーをベースカラー(70%)とし、ソファなどの大型家具やカーテン・ラグのカラーをメインカラー(25%)、クッションやその他インテリア小物をアクセントカラー(5%)にしてみてください。
ポイントは、ベースカラーとメインカラーの彩度を合わせるという点です。
例えば、ビビットカラーとペールカラーを組み合わせると、どうしても雑然とした雰囲気になってしまいます。
まずは、ベースカラーとメインカラーのトーンを合わせ、アクセントカラーで個性をプラスする方法を試してみてください。
ベースカラーとメインカラーの色調を合わせ、アクセントカラーで個性を表現しましょう。
アクセントカラーのみ色調を敢えて変えてインパクトを強める方法もありますし、無難にまとめたい場合は全て彩度の近い色を組み合わせるのがおすすめです。
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「“異素材”を組み合わせる」
賃貸住宅の多くは、床が木質系フローリング材であることが多いでしょうが、そこに敢えて“異素材”を組み合わせるのもおすすめです。
上写真のようなコンクリート調家具や、レザーソファー、ファー風ラグなど、テクスチャーの異なるアイテムを取り入れると、まるでモデルルームのような個性的でスタイリッシュな部屋になります。
ただし、あまり色々な素材のものを取り入れすぎるとうまくまとまりませんので、まずは一品“主役”となるような大きいアイテムを配置してみてください。
「フローリング色に合わせた家具を選ぶ」
フローリングと言っても、その色柄やトーンは多種多様です。
おしゃれなお部屋に仕上げたい場合には、まずはフローリングのカラーに出来るだけ近い色味の木製家具を選びましょう。
色の差がはっきりと分かる真逆な色味を選ぶのもおすすめです。
例えば、ミディアムブラウンの床にはミディアムブラウンの家具を合わせ、ホワイトウッドの床にはダークブラウンの家具、逆にダークブラウンの床にはホワイト系の家具を合わせてみてください。
微妙は木目の違いが気になるようでしたら、木製家具や木目調家具は選ばず、マットカラーのアイテムと合わせてみましょう。
「家具のトータルコーディネートする」
どんな部屋でも家具は2つ以上置くはずです。
その場合は、家具通しのコーディネートにも気を配ってみてください。
例えば、全ての家具についている金物パーツの色を統一するだけでも、まとまりのある雰囲気になりますし、有彩色(白・グレー・黒以外の色)をコーディネイトする際は、トーンを揃えると失敗しません。
あた、ヴィンテージやインダストリアルデザインなど、個性的なアイテムがお好きな場合には、コンセプトがブレないような家具選びが重要です。
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「和室の部屋は“ジャパンディ”がおすすめ」
「和室の部屋だからおしゃれにできない」と思う方も多いですが、そんなことはありません。
最近、日本国内だけではなく欧米でも注目されているのが「ジャパンディ」というデザイン。
Japanese(和風デザイン)とScandinavian(北欧デザイン)を組み合わせたスタイルです。
温かみがありながらも洗練された印象に仕上がります。(参考:AD|Japandi Style: Everything You Need to Know About These East-Meets-West Interiors)
和室のお部屋に明るいナチュラルカラーの家具を置いてみてください。
また、敢えて和風テイストのペンダントライトなどを設置するのもおすすめです。
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「ラグでおしゃれ&床の傷防止」
「床の色がどうしても気に入らない」「好みのインテリアと合わない」そのような場合には、ぜひラグを取り入れてみてください。
ただし、主張の激しい色の大きなラグですとどうしても部屋が狭く感じてしまうので、個性的なラグを敷きたい場合には、ソファ下など、アクセントに留めましょう。
最近は置くだけのタイルカーペットのおしゃれなものが増えていますが、湿気によってカーペット裏のゴム素材がフローリングについて汚れてしまうこともありますので、注意してください。
デザイン以外にも、洗濯できるタイプや汚れの付きにくい撥水タイプ、抗菌・消臭タイプなど様々な種類がありますので、目的に合わせて選んでみましょう。
「余白・抜け感を大切に」
「おしゃれな部屋にしたい」という場合によくある失敗が、デザイン要素を盛り込みすぎてしまうケースです。
お気に入りの家具やアイテムをたくさん置きたい気持ちはグッと抑え、ぜひ“余白”と“抜け感”を意識してみてください。
狭い部屋でもゆったりと明るい印象に仕上がりますし、掃除もしやすいため清潔感のあるインテリアにまとまります。
壁や床を出来るだけ見せたり、背の低い家具で統一し、窮屈さを感じない解放感あるお部屋にすることを意識してみてください。
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まとめ|賃貸でもおしゃれな部屋を諦めないで!
こだわりを強く持って家具やアイテムを選べば、必然的にまとまりあるおしゃれな部屋に仕上がります。
「どうしたらいいか分からない」とお悩みの方は、是非私たち“BOOMS”へご相談ください。
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